AMD Ryzen Threadripper 1920X BOX

12 コア / 24 スレッド / TDP 180W / 3.5 GHz / 4.2 GHz ブースト / Zen / Socket SP3r2

2017年8月10日発売

製品リンク:www.amd.com/ja

製品名:AMD Ryzen Threadripper 1920X BOX

AMD Ryzen Threadripper 1920X BOXは、2017年8月10日に発売された12コアCPUでSocket SP3r2搭載のZenアーキテクチャを採用しています。また、AMD Simultaneous Multithreading (SMT)と呼ばれるマルチスレッディング技術のおかけで、コア数は実質的に2倍の24スレッドになります。Ryzen Threadripper 1920X BOXは32MBのL3キャッシュを搭載し、デフォルトでは3.5GHzで動作しますが、ワークロードに応じて4.2GHzまでブーストすることができます。AMDはRyzen Threadripper 1920X BOXを14nmの製造プロセスで構築しています。

TDPは180Wで、多くの電力を消費するので良い冷却システムが不可欠です。クアッドチャネルインターフェイスを備えたDDR4メモリに対応できます。このCPUは、内蔵グラフィックスを搭載していません。

Ryzen Threadripper 1920X BOXではハードウェア仮想化が利用可能で、仮想マシンのパフォーマンスを大幅に向上させます。さらに、AMD-Vi仮想化(PCIパススルー)に対応できるため、ゲストの仮想マシンでホストのハードウェアを直接使用することができます。Advanced Vector Extensions (AVX)を使用したプログラムは、このプロセッサ上で実行され、計算量の多いアプリケーションのパフォーマンスが向上します。AVX以外にも、AMDは新しいAVX2規格を含みますが、AVX-512は含みません。

スペック詳細

ソケット形状

Socket SP3r2

リソグラフィー

14 nm

チップ形状

不明

プロセッサー・ベース動作周波数

3.5 GHz

ターボ・ブースト利用時の最大周波数

4.2 GHz

倍率ロックフリー

不明

TDP

180 W

システムの種類

Desktop

開発コード名

Zen

製品コレクション

Ryzen Threadripper

世代

不明

メモリーの種類

DDR4

Quad-channel

ECC メモリー対応

×

PCI Express レーン

不明

コアの数

12

スレッド数

24

内蔵グラフィックス

不明

L1キャッシュ

96KB

L2キャッシュ

512KB

L3キャッシュ

32MB

拡張命令セット
    • MMX
    • SSE
    • SSE2
    • SSE3
    • SSSE3
    • SSE4A
    • SSE4.1
    • SSE4.2
    • AES
    • AVX
    • AVX2
    • BMI1
    • BMI2
    • SHA
    • F16C
    • FMA3
    • AMD64
    • EVP
    • AMD-V
    • SMAP
    • SMEP
    • SMT
    • PrecisionBoost
    • XFR